インプラント
インプラント治療
インプラントとは人工の歯根のことを指し、インプラント治療とはその人工歯根の上にアパットメント(接続部)とセラミックの歯を取り付けたものを指します。歯を失ってしまった場合にインプラント治療は有効であり、より自然な形で失った歯を補てんすることが出来ます。インプラント治療の利点
取り外し式の入れ歯に代わって、固定式の入れ歯を入れることができます。取り外し式の入れ歯の場合でも、インプラント上にしっかりと固定されますので、通常の入れ歯のようなズレや食べ物のかけらが入った時の痛みがなくなります。 インプラントによる入れ歯なら、天然の歯とほとんど同じ感覚で噛めます。自然な外観や表情を取り戻すことができ、人前で話すこともまったく平気です。 噛む機能が回復することで食べ物の制限がなくなり、バランスの良い食事が楽しめます。楽しい食事は体を健康に保つだけでなく、心までも健康にします。当院で取り扱っているインプラントの種類
当院では、バイオホライズンとBIOMET3iという2種類のインプラントを使用しております。バイオホライズンは25年の研究の末に特許を取得している“Laser-Lok”という技術により、治療後に骨吸収をより抑えることが出来るようなインプラントです。 BIOMET3iはLODI(ロケーター オーバーデンチャー インプラント)システムを持っており、インプラントを打ちこむための骨が少ない場合や骨幅が狭い場合でも使用できるインプラントです。そのため、骨移植の費用が掛からずに済む可能性があるので、費用をより安く抑えられる可能性があります。患者様のお口の状態を診断した上で、インプラントはもちろんのこと、他の方法を含めて最適な解決策をご提案できるようにしております。インプラント治療の流れ
カウンセリング
まずは患者様のお悩みをよくお聞きし、状態をきちんと知ることが最も大切です。選択肢としてインプラントが最適かどうか、どのようなインプラント治療がベストなのかを患者様からお聞きしたお話や次のステップの検査を基に判断し、ご提案させていただいております。検査・診断・治療計画
インプラント治療は手術を伴いますので神経や血管の状態を確認する必要があります。確認をすることによって、万が一のリスクを限界まで引き下げます。またインプラントを入れる骨量・幅が十分にあるかどうかを判断する必要があります。もし十分ではなければ骨を作るための施術を行う必要があり、十分でなければ患者様に余計な負担をかけずにインプラント治療を行うことが出来ます。そのような検査・診断結果により治療計画を作成し、患者様にご同意をいただいた上で治療を進めていきます。インプラント一次手術
まずは顎の骨にインプラントを埋め込むことからスタートします。その後、顎の骨とインプラントの結合を3~6ヶ月ほどの期間をかけてみていきます。インプラント二次手術
顎の骨とインプラントの結合が問題なく進んでいれば、人工の歯を取り付ける準備をします。その段階でも少し期間を置き、問題なくそちらも結合していればセラミックの歯を装着します。それでインプラント手術自体は全て完了です。メンテナンス
治療後ですが、インプラントは放置するとインプラント周囲炎(インプラントを埋めた歯茎の周りの歯周病)を起こし、せっかく埋め込み装着したインプラントが抜け落ちてしまうリスクがあります。そのため、インプラント治療後は必ずメンテナンスにお越しいただくことが必要になります。インプラント・入れ歯・ブリッジの比較
入れ歯 | ブリッジ | インプラント | |
---|---|---|---|
見た目 | ばねによって入れ歯だとわかりやすい | 自費のセラミックのブリッジであればほぼわからない | ほぼわからない |
噛み心地 | 力を入れづらく噛みづらい | 支えの歯がきちんとしていれば噛みやすい | 噛みやすい |
耐用年数 | 7~8年 | 8年 | メンテナンスを行っていれば30年 |
味覚 | 保険適用以外であれば、本物の時に近い | 本物の歯と同じ | 本物の歯と同じ |
顎の骨の吸収 | 歯を失った部分から骨吸収が起こる | 歯を失った部分から骨吸収が起こる | インプラントを選べば、骨吸収が起きにくい |
他の歯への負担 | ばねを歯に負担がかかる | 失った部分の両隣を削る必要がある | 他の歯に負担はかけない/td> |
治療期間 | 短期間 | 短期間 | 骨の状態が良ければ短期間。そうでなければ、比較的長くなる。 |
費用 | 保険適用であれば安価 | 保険適用であれば安価 | 自費のみで高い |
治療後 | 合わなくなってくるので都度調整が必要 | 歯茎の状態によっては作り直しになる | インプラント周囲炎にならなければ、長持ちする。 |
インプラント治療後は必ずメンテナンスを
インプラントは比較的長持ちするもので、きちんとメンテナンスをしていれば30年ほど歯が長持ちする可能性があります。しかしメンテナンスを怠るとインプラント周囲炎にかかってしまうリスクが高くなり、インプラント周囲炎になるとインプラントが抜け落ちて再度治療とインプラントを行う必要が出てきます。患者様のお口にとっても費用的にもかなりのご負担となってしまうので、1〜3ヶ月に1度ほど怠らずにメンテナンスに通っていただくことを当院ではおすすめしております。私が担当いたします。
副院長・歯科医師 豊村 康太 Kouta Toyomura
亀戸・トヨムラ歯科医院は、わかりやすい説明と丁寧な対応を心がけ、患者様のお口の中を乳歯から責任を持ってお守りする”生涯診療”をお約束いたします。
乳歯の時期からずっとご自分の歯で、お食事ができるようひとつひとつの治療に責任のある治療、“生涯診療“をコンセプトに院長はじめ、スタッフ一同、最良の治療を落ち着いた空間で提供できる医院であり続けることを心掛けております。
歯医者さんは『痛い』『怖い』『何をされているのか分からない』
こんなお悩みを少しでもなくせるよう
『できる限りお痛みの少ない治療』
『少しでもリラックスできる環境』
『納得のいくまでの治療説明』
をお約束いたします。
毎日、笑顔で美味しい食事を楽しんで頂けるよう、歯に関するちょっとしたご相談から、口腔外科領域、インプラントなどの専門的な分野まで幅広くサポートさせて頂きます。
お口の健康を維持するお手伝いを今後ともしていきたいと考えておりますので、68年間地域に根付いたトヨムラ歯科医院を今後共、どうぞよろしくお願いします。お口や歯についてのお悩みは当院へお気軽に何でもご相談ください。
略歴
- 暁星高等学校卒 日本歯科大学卒
- 八重瀬会 同仁病院 歯科口腔外科 勤務
- はねじ歯科医院 勤務
所属学会・団体
- 口臭歯科学会
- 歯科ドック学会
- 日本インプラント学会
- 日本バイオインテグレーション学会 評議員
- C.D.R.I 所属 (study group) C・M・S (study group)
歯科医師・専門医 [インプラント治療] 本間 輝彰 Teruaki Honma
日本歯科大学卒業後、臨床研修医を経て、(医)本間歯科グループで1年半診療させて頂きました。その後、ニューヨーク大学に留学。総合診療科にて1年、インプラント、ペリオ(歯周病)科にてProfターナー&Profガリリに師事し2年間研修。その後は、総合診療科、審美歯科、インプラント科の3つの科にて臨床指導医として同大学にて勤務しておりました。2010年2月に帰国。現在も、米国での審美歯科コース、国際学会発表、通訳、歯科文献の翻訳、インプラント認定衛生士コースの開催等も行なっており、日進月歩の歯科技術の研鑽を行っております。アメリカ最新審美歯科治療、インプラント治療を分かりやすい説明で、ご提案し皆様の笑顔のお手伝いをできればと思っております。治療相談、ご質問等はいつでもお気軽にお尋ねください。
略歴
- 日本歯科大学卒
- 米国ニューヨーク大学に留学
- 本間歯科グループ診療所 勤務
所属学会・団体
- 所属学会・団体
- 厚生労働省指定臨床研修指導医
- 元ニューヨーク大学臨床指導医
- 国際口腔インプラント学会ICOI 指導医
- ADIA Japan代表 (ICOI認定衛生士プログラム)
- FIST代表 (国際口腔インプラント学会認定勉強会)
- Leading Inplant Center 登録歯科医
- (スイスの国際認定機関により日本人で初めて世界最高クラスのインプラント治療をする歯科医師として認定されました。)