むし歯の治療方法について

こんにちは!トヨムラ歯科医院です。

なかなか梅雨明けせず、湿気に悩まされる毎日ですね。

早く梅雨明けして、カラッとした天気になってほしいものです。

 

さて、今回は、前回お話した“むし歯”についての続きのお話です。

実際に歯を削ったりするのは、C1(エナメル質のむし歯)からというお話は、前回のブログでお話しました。

※C0(初期むし歯)は削らずに、フッ素を塗布して自然治癒を図ります!

 

では実際にはどんな治療をするのか?ということですが、C1(エナメル質のむし歯)の場合は、コンポジットレジンと呼ばれるプラスチックの材料を詰めます。

↑コンポジットレジン(プラスチック)はこのような容器に入っていて、削った部分に注入し光を当てて硬化させます。

↑この他にも、上記の充填器と呼ばれる器具を使って、蝋のようになっているレジンをすくい、削った部分に詰め、光を当てて硬化させるものもあります。

 

コンポジットレジン治療は、いずれの形状の材料でも保険が適用されます。

 

C2(象牙質のむし歯)の場合は、インレーを入れたり、むし歯の範囲が大きい場合には、クラウンを入れたりする必要があります。

 

インレーとは、“詰め物”のことを言います。

↑削った部分だけに“詰める”ものです。

このイラストは、俗にいう“銀歯”と呼ばれるものです。

 

 

クラウンとは、“被せ物”のことを言います。

↑このイラストのように土台になる歯の形を整え、その上に“被せる”ものです。

インレーと同じく、こちらも“銀歯”と呼ばれています。

 

クラウンの場合、むし歯の範囲が大きいからと言っても土台として機能するよう、歯の健康な部分まで削る必要があります。

 

 

クラウンに限らず、むし歯になり削った歯は二度と戻ってきません!

定期的にむし歯がないかのチェックを受けることをおすすめします。

冒頭でもお話しましたが、C0(初期むし歯)であれば、歯を削らずに治すこともできます。

 

むし歯の早期発見のためにも、普段から歯科医院で定期検診を受ける癖をつけましょう!